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わたしも言わせて!

『わたしも話したい!』とゆう人達でおくるつぶやきコーナー

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nakasima.JPG 「せせらぎの音が聞こえる町」と有名になって久しい郡上八幡には通りの両側に用水が流れています。いずれも江戸時代に作られたもので、お城のある北町にあるのは山から流れ出る水を使った防火用としての「御用用水」、南町にあるのは町の中心を流れる吉田川から取水した、当時は農業用だった「島谷用水」です。

いま、全国のあちこちで打ち水をして外気温を下げる試みが行われていますが郡上八幡は、昔からこの用水の流れをふんだんに使って打ち水をしてきました。

ただ残念なことにモータリゼーションの波が押し寄せた30年ほど前、それまで蓋のなかったこの用水に道幅を広げるためという理由で蓋をしてしまったのです。
いまはところどころの蓋を開けて長い柄のひしゃくで水を汲むのですが、これがなかなか力の要る作業で、「蓋の無かったときの方が汲みやすかったなー」「こんなきれいな流れを蓋をなくして観光客の皆さんに見せたいな。もっと水の町がアピールできるのに。」
打ち水をしながらそう思っています。
             
                                                宿屋の女将
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 観光業だけでなく商店街にとってもそこに住む人にとっても「まちづくり」は大きな関心事です。
郡上八幡にはいわゆる町家といわれる造りの家が1000軒ほども残っているのだとか。それだけでもたいそう価値があることなんだそうですが、ここのところその町家が空き家になり挙句は更地にされ駐車場と化していく例が後を絶たないのです。これに危機感を持った人たちが「まちづくり委員会」に集まり空家対策を検討していましたが、先日大家さんのご好意で貸していただけた1軒でその使い道を探る実験を始めました。(日吉町『町家伊之助』)
当館の若女将(娘)もまちづくり委員会に参加していてホームページに「町家千軒」というコーナーを設けています。「郡上八幡 中嶋屋」で検索し、ブログも覗いてみてください。

ライフワークにしなければならないことがどんどん増える宿屋の女将

  いたって神や仏を信じない私ですが「福の神」だけは信じようと思っています。
予約の無い日で今日はもうお休みにしようと思っているとき電話のベル。
「一人ですけど泊まれますか。」「どうぞ。」といったものの心の中は「一人か・・・」つい態度もぞんざいになってしまいそうです。
 そこでこう思うことにしています。「このお客様は福の神かもしれない。大事にしなければ・・・。」すると自然と態度もやさしく表情もにこやかになります。
何組もお泊りでたいそう忙しいときも「どのグループに福の神がおられるかわからない。」と忙しさに取り紛れての手抜きが無いように気を引き締めてかかります。
お客様とのコミュニケーションがスムーズになってくると、おのずとこちらの気分も乗ってきて、、得意のおしゃべりで精一杯のおもてなし。
「又来ますね。」「今度は大勢で来ますね。」なんて言ってくだされば、「やっぱり『福の神』だったー」ということになりますよね。                 
若い頃はこんなわけに行かなかった宿屋の女将
 先日のブログでお知らせした長良川河口堰反対市民集会で郡上の釣り師さんから興味深い(私たちの商売にとっては深刻かも)報告を聞いてきました。
 長良川の鮎は8月中旬になるとおなかに子を持ち、大雨による増水に乗っていわゆる「落ち鮎」として川を下り、ふつうは長良橋のあたりで産卵孵化して仔魚となって海へ降ります。ところが「この2,3年、上流の郡上で産卵する鮎をやたら多く見かけるようになった」というのです。さらに、今年は遡上がかなり多い(古老の釣り師は40数年ぶりといいます)のですがやたら小さい。かつては優に10センチほどになって上ってきたのにせいぜいその半分程度で「とても海から時間をかけて来たように思えない。下流域の水溜りを海の代わりにして上ってきたのでは・・・。」さらに「河口堰によって海と隔てられた環境の中で鮎は鮎なりに生き残るための努力をしているのでは・・・。」というのです。
 「さもありなん」と思いました。

       釣り師のなが年の勘に脱帽した宿屋の女将
 いよいよ7月12日(土)より郡上踊りが開幕します。
もうだいぶ前から各商店街にそれぞれ個性のある吹流しやら、きりこ、大提灯などが、屋根の高さに吊り下げてあり、家々の前には「郡上おどり」と書いた提灯が飾られていてスタンバイ・オッケーといったところ・・・。
 当夜は7時過ぎより屋形が保存会の御囃子方を乗せて「チットンシャラシャラ・・・・」と演奏しながら大勢の踊り子さんに囲まれ踊り会場の旧庁舎前まで引かれていきます。踊りの開始を待ちかねた観光客の皆さんも一緒に踊られ、もうこの時点で雰囲気は最高潮。
 東海北陸自動車道の全線開通の影響か今年はこの日が満室になるのが例年より早かった様に思います。(踊り期間が終わったらどうなるかわかりませんが)ともあれ昨年のように台風や大雨でキャンセルの出ることの無いようテルテル坊主でも吊るしましょう。

近隣の町の皆さんがいつも郡上踊りを盛り上げてくださることに感謝している
                        宿屋の女将

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